13, 国分寺本堂(日本遺産構成文化財)
飛騨地方随一の古刹 国分寺は行基が開基し、西暦746年に創建された、この地方随一の古刹です。飛騨匠の技が息づく風格のある本堂は、室町時代中期に建てられました。 本堂の中には、木彫りやからくりの技に優れた室町時代の名工・木 […]
樹齢1200年を超える大木
飛騨国分寺では、本堂と鐘楼門の間に位置する、樹齢1200年を超える大イチョウが有名です。高さが約27mにもなる雄株で枝葉が密生し、今なお樹勢は盛んです。
この大イチョウには、悲しい伝説が残されています。昔、国分寺塔跡に七重塔が建てられた時のことです。建設の際、柱の寸法を間違った大工の棟梁に、その娘が柱の上に枡組を置いて補うアイデアを教えました。そして娘はその秘密を守るために、自ら命を絶ったのです。そこに墓標として植えられたのが、国分寺の大イチョウだといわれています。
また昔から、国分寺のイチョウの葉が落ちれば雪が降るとも言い伝えられています。
住所 | 岐阜県高山市総和町1丁目 |
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