36, 番匠取締規定書(日本遺産構成文化財)

近世飛騨大工の技術を伝える資料
「飛騨内匠流大工秘密傳受」「飛騨守匠流秘事抜書」とともに、飛騨内匠流の大工の作法や、屋根の曲線の出し方などを記したものの一つです。当時の様子がわかる貴重な資料となっています。

この「番匠取締規定書」は明治3年に改正され、大工仕事をする上での心がけなどが記され、近世飛騨大工の技術の実態と、その伝承の様相を今に伝えています。
現在この資料は、高山の歴史や美術工芸、伝統文化などを紹介する施設である高山市上一之町の「飛騨高山まちの博物館」に保存されています。

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